コペンハーゲン⇔ハンブルク間の鉄道がそのまま船に積まれバルト海を渡る渡りラインや、氷河特急乗車など希少な体験をされ、旅以上に、列車そのものに興味をお持ちだった村田様。ソーセージ×ホットワイン×クリスマーケットは冬のドイツならではの楽しみ方!同じルートでパスを使わなかった際の料金と比較した表ではパスのお得感が一目瞭然。
今回旅したルートはこちら!

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『これから旅に出る人々』


『ローテンブルクのクリスマス』
今回の旅で印象的だった列車は何ですか?
ICE36 コペンハーゲン-ハンブルク。
海を挟んだ国境越えで、これまで海底トンネルを走る列車には乗ったことがありましたが、電車ごと船に乗って運ばれるのは初めてのことで、思い出深い経験になりました。


これから、ヨーロッパで鉄道に乗る人に一言アドバイスをお願いします!

国によってルールが異なるので、予約が必要かどうかを事前に確認しておくといいと思います。
市販の時刻表でも、予約必須な列車には「R」マークが入っているので要チェック。座席に予約が入っている場合、座席の上のプレートに予約済みの区間が表示されています。予約なしで乗った場合は、プレートを見て予約が入っていない座席を探します。
乗車時、かなり段差がキツイ列車があります(とくに寝台車などの長距離列車)。
近くのひとが手伝ってくれることもありますが、大きなスーツケースなど女性一人で持ち上げるのはかなり大変なので、「コンパクトな荷物」を心がけた方がいいと思いました。


次回、ヨーロッパを鉄道旅行するとしたらどこに行きたいですか?
夏の終わりの南欧に行ってみたいです。
今回行ったスロヴェニアがとてもよかったので、もう少し足を伸ばしてセルビア、クロアチアなどをゆっくりと回れればと思います。アドリア海の真珠と言われるドブロブニクから船でイタリアに渡るルートにも興味津々です。 また、ポーランド?東欧にも興味があり、いつかシベリア鉄道から東欧を列車で抜けるような壮大な旅も夢見ています
 
◇◆◇ 3つのテーマ、鉄道、クリスマスマーケット、世界遺産に沿って私の体験をご紹介! ◇◆◇
テーマ1 ◆ ヨーロッパの列車を堪能
ユーレイルパスの利用範囲は、ローカル線はもちろんのこと多くの高速特急列車をカバーしています。パスの適用範囲は国ごとにルールが違うので一概には言えませんが、たとえば以前行ったスペインでは高速特急(AVEなど)に乗る場合、パスのほかに必ず座席指定券を購入する必要がありました。
今回のドイツでは特別な列車や寝台列車を除いて座席指定は必須ではありません。もちろん混雑する時期であればあらかじめ座席指定をしておいたほうが安心ですが、冬の閑散期ということもあり多くの場合パスのみでまったく問題なく乗車できました。  
鉄道の旅もさることながら、列車そのものにも興味があり北欧のX2000や、オーストリアを中心にスイスからハンガリーまでを繋ぐRailJet、スイスの山岳地帯を縫うように走るパノラマビューの氷河特急などに乗れたことが大きな収穫でした。  

『ストックホルム中央駅に
止まっていた蒸気機関車』

『フェリーに乗ったICE(渡り鳥ラインにて)』

『ICEの車内』
中でもよかったのが、デンマークとドイツを結ぶ「渡り鳥ライン」と呼ばれるICE(Inter City Express)で、なんと電車ごとフェリーに乗ってバルト海を渡ります。さすがに冬の海は風が強くデッキに出ると飛ばされそうな勢いでしたが、鉄道とフェリーを同時に堪能できました。
X2000では午前9時前に乗車すると朝食が配られたり、それ以外の時間帯でも1等車の乗客専用のコーヒーやスナック(セルフサービス)が用意されていました。また、車内WiFiが無料で利用できるなど1等車ならではの特典もありました。

RailJetでは、乗車するとジュースとスナックとともにメニューが配られ、食事を席まで持って来てもらうことも可能です(食事は有料)。私は気分転換にビストロカーまで行ってホットサンドイッチとコーヒーをいただきましたが、列車内だからといって高額ということもなく、なかなか美味しかったです。  チューリッヒでは、早めに駅に着いたのでSBB(スイス鉄道)のラウンジを利用しました。通常ラウンジは1等車の乗客に解放されていますが、場所によってはパスホルダーにも適用されます。空港ラウンジのように、WiFiインターネットやソフトドリンクなどが無料で提供されるので、時間に余裕があれば大いに利用したい特典です。
※注:氷河特急は、ユーレイルパスでは乗車できません。チケット購入時にパスを見せると割引対象になります。

『氷河特急のパノラマビュー!』
テーマ2 ◆ クリスマスマーケットを廻る
冬のドイツと言えばクリスマスマーケット!? というわけで行く先々でクリスマスマーケットをハシゴして来ました。実際のところ信仰深い国ほどクリスマスは質素に静かに過ごすようですが、にぎやかなマーケットはお祭りのようでとても楽しかったです。そしてドイツのクリスマスと言えばグリューワイン!(ドイツ語風に言えばグリューヴァインでしょうか)ワインにシナモンやスターアニス(八角)、クローブなどのスパイスやフルーツを加えてつくるホットワインです。
今回の旅では、ドイツだけでなく、北欧でもオーストリアでもスイスでも、どこへ行ってもこればかり飲んでいました。本当にあったまります。もちろん食べ物もマーケットの楽しみの1つ。同じドイツでも土地によって驚くほどいろいろな種類があるソーセージや、スイスならではのラクレットなどランチやディナーをマーケットで済ますことも少なくありませんでした。そうそう!やはりマーケットは日が落ちてからのほうが雰囲気も出ていい感じです。

『バーゼルのクリスマスマーケット

『焼き魚も?!(ザルツブルク)


『ちょっとした小道にもクリスマスマーケット(フランクフルト)


『シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット(ベルリン)
テーマ3 ◆ 世界遺産を巡る
ヨーロッパには数多くの場所や建造物などが世界遺産に認定されています。今回は期せずしてそのいくつかの場所に足を踏み入れることになりました。結果的に全部オーストリアだったのですが……。
まずはザルツブルク。旧市街全体が世界遺産です。お城や市庁舎などはもちろん、お店がひしめく路地も、中世の小道として知られています。ちなみに、旧市街を見渡すなら、現代美術館(MdM Monchsberg)がおすすめです。展示だけでなく、建物自体とその立地もすばらしいです。

『ザルツブルク旧市街の眺め

『絵葉書のようなハルシュタット』
次にザルツブルクから少し足をのばしてザルツカンマーグート湖水地方の奥にあるハルシュタットへ。途中までバスで行くのが最短ルートのようですが、せっかくの電車の旅なのでザルツブルクからローカル線に揺られて行ってきました。最寄り駅のハルシュタットからは船で対岸に渡ります。噂に違わぬ美しい村でお天気が悪かったのが残念ですが、この景色を肉眼で見ることができてよかったです。
このあとに行ったグラーツも旧市街が世界遺産となっています。が、用事があって立ち寄ったので観光も写真もナシ…です。無念。気を取り直してウィーンに向かう途中、RailJetが通ったのがゼメリンク鉄道の路線。この路線は、アルプスを越えた史上初めての鉄道なのだそうです。鉄道ファンにはたまらない景観が楽しめます。

『ゼメリンク駅』

『ライトアップされたシュテファン寺院』
そして最後はウィーンの旧市街。ウィーンへは以前にも来たことがあるのですが、そのときも今回も乗り継ぎのためだけのストップということでいつかチャンスがあったらもっときちんと歩いてみたいと思います。
区間乗車とユーレイルグローバルパスどちらがお得?!
区間乗車券をご利用の場合のお値段
ご利用区間
料金
利用列車
ストックホルム(スウェーデン)→コペンハーゲン(デンマーク)
約30,000円
X2000
コペンハーゲン(デンマーク)→ハンブルク(ドイツ
約19,000円
ICE
ハンブルク(ドイツ)→ローテンブルク(ドイツ
約31,000円
ICE
ローテンブルク(ドイツ)→フランクフルト(ドイツ)
約8,000円
ICE
フランクフルト(ドイツ)→バーゼル(スイス)
約19,000円
ICE
バーゼル(スイス)→ツェルマット(スイス)
約22,000円
普通列車/急行列車
ツェルマット(スイス)→チューリッヒ(スイス)
約24,000円
氷河特急
チューリッヒ(スイス)→ザルツブルク(オーストリア)→ハルシュタット(オーストリア)
約21,000円
レイルジェット
ザルツブルク(オーストリア)→リュブリャナ(スロベニア)→ブレット(スロベニア)
約14,000円
普通列車/急行列車
リュブリャナ(スロベニア) →グラーツ(オーストリア)
約10,000円
普通列車/急行列車
グラーツ(オーストリア)→ウィーン(オーストリア)
約11,000円
レイルジェット
ウィーン(オーストリア)→ベルリン(ドイツ)
約42,000円
ICE
区間乗車のご料金(1等普通運賃ご利用の場合の目安)
251,000円
 
 
ユーレイルグローバルパスご利用の場合のお値段  なんと・・・81,500円!
<ユーレイルグローバルパスフレキシー大人用10日間>
その差169,500円!約70%OFF!
  ※上記パスには指定席料金は含まれませんので、列車によってはかかる場合がございます。
  ※スイス区間の普通列車、急行列車、氷河特急をご利用の場合は別途料金がかかります。
  ※上記料金は2012年5月現在の参考料金です。
お得なのは・・・ユーレイルグローバルパス!
さ・ら・に、
・区間乗車券のように乗車前に自由席であれば、券売機やカウンターに並ぶ手間も必要なし!
・ユーレイル加盟国の中から23カ国の国鉄もしくは代表的な鉄道会社(おもに民営化をした国鉄)で乗り降り自由!
・追加料金を払えば、寝台列車に乗ることも可能ですし、ユーロスターやタリス、TGVなどの高速鉄道に割引運賃で乗車可能!